主催:中原区PTA協議会、中原区市民館
2023年6月8日に元中原区PTA協議会の宮田氏をお招きして、
正しく楽しいPTAとは?
というテーマでご講演をいただきました。
宮田氏は、平成28年~30年に中原区PTA協議会の会長を務められ、川崎市PTA連絡協議会が発行している「PTA活動における適性化・活性化ガイドライン」の作成にもご尽力いただきました。個人情報保護法が度々改正される等、PTAを取り巻く環境は年々厳しさを増しており、会員ひとりひとりの「学びの姿勢」と「行動力」が問われています。
宮田氏は、国や法律に関する事柄やPTAについて最新の情報も交えつつ、ユーモアたっぷりにお話くださいます。動画を是非ご覧いただき、皆様のPTA活動の一助になれば幸いです。
講演資料(資料の無断掲載、改変を禁止します)
川崎市におけるPTAの適性化取り組み状況(講演資料より)
2020年3月にガイドラインの初版をリリースしてからおよそ2年が経過しました。2年前に任意加入に切り替えたのは市内の25%でしたが、2023年の5月時点で44%まで広がってきています。

川崎市PTA連絡協議会は、会則の目的に
学校PTAならびに区PTAの取り組みを共有し、PTA活動の「適正化」「活性化」を促進する。
を掲げています。引き続き、市内の優れた取り組みを共有しつつ、皆様の「適性化」「活性化」を支援していきます。
PTA活動における適性化・活性化ガイドラインとは
近年、PTAについて様々な問題が提起されていますが、その多くは、会の強制性の問題に起因しています。諸問題を解決するために、本ガイドラインにまとめられている「PTA適正化」「PTA活性化」の2つの軸を参考にしてください。各学校PTAの皆さんがこれからのPTA活動を考える機会となれば幸いです。
「PTA適正化(2章)」とは、
個人情報保護条例・個人情報保護法等の違反や、児童生徒・保護者への人権侵害、意図に沿わない強制加入・強制活動のないPTA運営を行えるようにすること。
「PTA活性化(3章)」とは、
PTA適正化に加え、組織体制や業務内容のスリム化・業務推進の効率化等を行い、PTAが無理なく会員の自由意思により運営できるようにすること。
川崎市PTA連絡協議会は、本ガイドラインを軸に市内のすべてのPTAが「やってよかった!」と思える組織となるように川崎市教育委員会、校長会とも協力し、各学校ならびにPTAの取り組みをバックアップしていきます。
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